技術面接の話し方で気を付けるべき事

技術面接の話し方で気を付けるべき事

こんにちは。化学系博士課程のshuheiです。

 

「初めての技術面接で不安が...」

「質問にうまく答えられなくてどうしよう...」

こんな人のための記事です。

 

私も初めての面接の時は不安で、特に質疑応答が苦手でした。

でも数をこなすうちにだんだん慣れてきて、対策が分かってきました。

数をこなしている余裕がない、という方のために、技術面接の話し方で気をつけることをまとめます。

 

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shuheichem.hatenablog.com

 

質問対策はこちら

shuheichem.hatenablog.com

 

就活記事まとめはこちら

shuheichem.hatenablog.com

 

 

プレゼン中

原稿は完璧に覚えておく

覚えない方が自然に喋れる、という考え方もありますが、私は覚えた方がいいと思います

プレゼンを魅力あるものにするためには、「力を込めるところ」「間をとるところ」など、細かな部分にも気を払う必要があります。

こうした抑揚なども含めて、しっかり体に覚えこませましょう。

また、プレゼンは時間厳守でもあるので、覚えた方が無難です。

 

相手の専門に合わせる

基本的には、高校生でも理解できるレベルの発表をすべきです。

内容的に簡単でも、他人の研究内容を短時間で理解するのは大変なので、専門用語はできるだけ減らしましょう。

その上で、面接官によっても若干内容を調整しましょう。

・人事の方なのか技術の方なのか

・同じ専門分野の部署なのか

等を考慮して、必要十分な情報を伝えるようにしましょう。

 

相手の目を見て話す

技術面接は、コミュニケーション力をはかるものでもあります。

相手の目を見ながら話すことは、プレゼンの基本です。

偉い方が面接官でもひるまず、自信を持って話しましょう。

 

質疑応答

技術面接の要は質疑応答です。

ここですべてが決まるといっても過言ではありません。

質問対策は徹底的に行った上で、以下のことを意識しましょう。

 

質問の意図を正しく把握する

これに尽きると思います。

面接官によっては「~ってどうなってるの?」といったあいまいな表現で質問をされることも多いです。

この時、相手が求めている答えの範囲を明確にすることが重要です。

 

面接中はどうしても焦ってしまうので、なんとなくで答えてしまいがちですが、これが一番よくありません。

沈黙はよくないですが、急がずにじっくり考えましょう。

意図が分からないときは、「~という質問でよろしいでしょうか?」という風に聞き返して時間を稼ぎつつ、頭の中で話を組み立てます。

頭の中で話の流れが整理できてから、話し始めましょう。

 

なんとかポジティブな方向にもっていく

厳しめの語調で質問されると、ダメ出しされているような気分になる時もあります。

しかし、ここでひるまずに建設的な意見を出せるかが重要です。

 

例えば、実験し切れていない穴のような箇所を指摘された時、

「確かに~については検討できていないので今後検討します...」といったネガティブな表現で終わらずに、

「~というデータを踏まえると、~であることが予想されるので、今後検討して確認する予定です」といった風に、なんとか前向きな方向に話を展開しましょう。

 

かといって、面接官の指摘を否定しすぎるのはよくありません。

適切な指摘については素直に参考にした上で、自分の意見をしっかり述べましょう。

 

結論ファーストで短く答える

よく言われることですが、意識していないとできません。

特に、想定していた質問が来ると、長くしゃべってしまいがちです。

しかし、その答えを相手が求めているとは限らないです。

結論を先に言うと、その時点でまた質問が飛んでくることも多いです。

短い会話のキャッチボールが長く続く方が、相手の理解度が増し、印象もよくなります。

 

慣れも重要

なかなか最初から完璧な受け答えをするのは難しいので、場数を踏むのも大事です。

同じようなことを聞かれることも増えてきて、答え方も洗練されていきます。

慣れによる落ち着きが、良い印象を与えることも言うまでもありません。

選考が早い企業を受けてみて、練習するのもありだと思います。

 

まとめ

・原稿は完璧に覚え、相手の目を見ながら抑揚をつけてプレゼンする

質問の意図を把握することを最優先し、時間を稼ぎながら話を組み立てる

・慣れも重要

 

技術面接は学会発表とは少し違う対策が必要になります。

雰囲気に慣れて、自身を持った上で本命企業に臨みましょう。

 

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