化学メーカーの給料:初任給ランキング【博士・修士・学士】

化学メーカーの初任給ランキング

こんにちは。化学系博士課程のshuheiです。

今回は化学メーカーの給料について。

 

「化学メーカーの給料はどれくらい?」

「初任給が高い企業は?」

 

給料は、就職活動の軸の一つですよね。

年収のランキングはよく見ますが、

初任給をまとめたものがあまりなかったので、調べてみました。

 

まとめると、博士卒は企業による差が大きく総合化学メーカーは初任給も高めです。

 

・平均は、就職四季報総合版記載の会社で平均しています。

・2018年4月入社の情報です。

 

博士卒の場合

平均:268,631円

 

1位 旭化成 301,800円

2位 昭和電工 300,000円

3位 住友化学 296,000円

4位 信越化学工業 293,500円

5位 三井化学 291,000円

6位 帝人 289,950円

7位 富士フィルム 288,300円

8位 大日精化工業 288,000円

9位  三菱ケミカル 287,700円

10位 DIC 287,510円

 

博士卒は一般的に修士卒よりも高い初任給が設定されています。

ただ、修士卒よりも企業によって初任給のばらつきが大きいです。

旭化成昭和電工30万円以上と高額です。

 

他にも、大手化学メーカーは博士の初任給が高めです。

こういったメーカーでは博士専用の早期選考を実施している所も多く、

博士を積極的に採用しようという方向性が感じられます。

博士選考時期についてはこちらにまとめています。

shuheichem.hatenablog.com

 

 

修士卒の場合

平均:240,417円

 

1位 三洋化成工業 266,300円

2位 富士フィルム 263,600円

3位 大日精化工業 261,000円

4位 旭化成 259,800円

5位 住友化学 257,100円

6位 クラレ 254,500円

7位 帝人 254,150円

8位 昭和電工 250,000円

9位  信越化学工業 249,500円

10位 東レ 249,130円

 

博士卒ほどの差はありませんが、やはり初任給が高い企業はあります。

三洋化成工業が1位でした。

他には旭化成住友化学といった総合化学メーカーがやはり高いですね。

 

学部卒の場合

平均:222,246円

 

1位 大日精化工業 244,000円

2位 三洋化成工業 236,100円

3位 富士フィルム 235,000円

4位 住友化学 234,800円

5位 信越化学工業 233,500円

6位 東レ 231,600円

7位 三菱ケミカル 231,400円

8位 昭和電工 230,000円

9位  三井化学 230,000円

10位 ADEKA 227,590円

 

学部卒については、修士卒と似たような傾向ですね。

 

まとめ

博士卒は企業による差が大きい

総合化学メーカーは初任給も高め

 

もちろん初任給で給料が決まるわけではありません。

昇進のスピードや、昇給の上昇率も重要ですね。

また、福利厚生も加味して考える必要があります。

 

ただ、博士の初任給が高い企業は博士を重視している

などの傾向も見えてくるので、何かの参考になれば幸いです。

 

企業研究のやり方はこちらで解説しています。

shuheichem.hatenablog.com

 

その他、就活関連記事をこちらにまとめています。

shuheichem.hatenablog.com